こんにちは。Bliss@Bliss_Blinkです。
私はプラネタリウムが大好きです。
プラネタリウムなんて子供が行くところだって?いえいえ、大人だからこそ行って欲しいと思っています。
以前から気になっていた、さいたま市にある大型プラネタリウム「さいたま市宇宙劇場」へ行ってみることにしました。
こちらの「さいたま市宇宙劇場」は子供が小さかった頃に一度連れていったっきり足を運ぶことがなかったのですが、今回思い切ってひとりでフラッと立ち寄ってみました。
街中の喧騒を離れ、秋の夜空を彩る満天の星に心の底から癒されてきましたよ!
プラネタリウム内の撮影はプログラム開演までの10分間は可能ですが上映中は一切の撮影が禁止されていますのでご配慮をお願いします。
さいたま市宇宙劇場は駅からすぐ行ける宇宙空間!?
目的のプラネタリウムがある「さいたま市宇宙劇場」はなんとJR大宮駅から徒歩たったの5分という近さ。
駅近なのでフラッと行けちゃう気軽さがありますね。
商業ビル「JACK(ジャック)大宮」1Fのエスカレーターから宇宙劇場がある3Fまで向かいます。
↓3Fの宇宙劇場エントランスに到着するとすぐ異空間が広がってワープのような通路にワクワク。
よ〜し!プラネタリウム観るぞ〜♪とノリで来たものの、上演時間など全く把握していなかった私😅。
チケット売り場の前ではスタッフの方が丁寧に次の上演時間について教えてくださいました。
午後イチの上演は13:30からとのことです。
大人620円を払ってチケットを購入。
さいたま市宇宙劇場は公共施設とはいえ、物価が値上がりするこのご時世にこれだけの大きな施設でプラネタリウムを620円で観られるなんて超お得だと思うのです!
映画1本観るのに1,000円〜しますし、ちょっとしたスパや日帰り温泉でも1,000円ぐらいするでしょうか。さらにちょっとしたテーマパークなどでは数千円しますものね。
プラネタリウム開場まで時間があったので展示物などを眺めながらウロウロしてみます。
当日は朝から雨が降り続いた肌寒〜い平日でしたが、チケット売り場周辺には数名のお客さんが会場を待っておられました。
上演時間が近づくごとにチラホラとカップルの姿も増えてきて、カップルを尻目にスマホで写真を撮る私。
こちらはおひとりさまなので相方に開場前にトイレ行っとく〜?なんて気づかいは要りません。なにせ、おひとりさまですからッ。(強がり)
背後からカップルで来たであろう女の子の熱い視線を感じたのですが、おそらくスマホ片手に一人でうろうろ見回る姿が十分怪しいからだと気づきました。
いたるところに宇宙飛行士の若田光一さんに関する展示物があることに気がつきます。
若田光一さんはさいたま市(旧:大宮市宮原)のご出身なので、このさいたま市は何を隠そう若田さんのジモティということになります!
日本人として初めて宇宙ステーション(ISS)のキャプテンを務め、日本人宇宙飛行士たちの宇宙でのミッションを地上交信で支えるなど今もJAXAやNASAなどで輝かしいご活躍をされている若田宇宙飛行士。その原点はさいたま市にあったんですね。
で。肝心の若田宇宙飛行士の展示の写真ですが、人が写ってしまうので今回は撮るの断念(^_^;)
気になる方は現地でぜひ実際に見てみてください。
ブラブラしている間に会場時間になったのでいよいよプラネタリウム内に入ります。
プラネタリウム入り口の暗いあのスペースが好きって人いますか?🤩ワクワク感がMAXになるあのひととき💕
空いっぱいの無数の星たちに心震える
さいたま市宇宙劇場のプラネタリウムは星を映し出すドーム部分がとにかく大きいですね。
280席もあるプネタリウム内は広く、自由席なのでどこでも好きな席を選ぶことができます。
オススメは席の上方の真ん中らへん。
全体を俯瞰するように見渡すことができ、高齢者の方や首や腰の辛い方はぜひ上の方の席をオススメします。
とは言え、座席の高低差に合わせてドーム自体にも傾斜がついているおかげで見上げているうちに首が痛くなる〜💦ってことはありませんでした。どの席でもちょうどいい角度で星を観ることができます。
上の方の席に腰掛けた私はいい眺めにリラックス🌛
ぼわっとした薄明かりで仄かに視界が広がるプラネタリウム内は、魚眼レンズのない私のiPhone(しかも6…)が綺麗に撮れるギリギリの明るさです。
下の方を見渡すと、一人で来ていると思しきお客さんがチラホラとシアター内に入ってきているではありませんか!
プラネタリウムに来るといつも、子供の頃に学校の校外学習などでプラネタリウムを観た時のあのワクワク感を思い起こしちゃうんだよね〜。
ドームに「北」とか「東」とか映し出されたかと思ったら、「西の空をご覧ください。そろそろ日が沈みますよ〜」というガイドに合わせて太陽がゆっくりと西の空に落ちていき…照明もだんだんと暗くなって…
ZZZZzz…
…ってセルフ催眠かけてどうする!!ショーはこれからですよ!
開演時間には30人くらいのお客さんが入りプログラムがスタートしました。
アナウンスのお姉さんの声が
ガイドのお姉さんの声が声優さんと思うほど究極に癒されるお声の持ち主で、リラックスできました。
満天の星にゆったりと誘うアナウンス。これでビール飲めたら最高だよね〜と思っている間に、見上げるとすっかり日が沈んで暗くなった夜空が映し出されさっそく”いちばん星”が現れました。
プラネタリウムに行ったことある方ならご存知かもしれませんが、プラネタリウムでは基本的にその季節に観測することができる星座を中心にプログラムが作られています。
10月は「夏の星座」が影を潜め、夜空に「秋の星座」が天頂近くに見えてくる頃ですね。
「天高く馬肥ゆる秋」と言われ秋の代表的な星座であるペガスス座を中心に、隣に位置する「アンドロメダ座」や、アンドロメダ座の近くに位置する大きな星座「くじら座」など、秋の星座を盛り込んだガイドがとても分かりやすく、星を見ながらちゃっかり星座や宇宙のことについて学べるプログラムになっていました。
スマホをかざすだけで星座や恒星を楽しめる天文アプリ「Starwalk」や、PC用の本格的な天体アプリ「Stelarium(ステラリウム)」を使って星ライフを楽しんでいる私ですが、その原点は子供の頃の星好きにあります。
落ちてきそうなほど星が綺麗な山奥で育った私は、夜になると、二階のベランダから開けた空をみながら星座観察をしていました。(←それぐらいしか娯楽がない)
本屋さんで買った星座早見表を夜空にかざし、眩しくならないよう赤いセロファンで覆った懐中電灯のもとで宇宙のロマンに心を奪われたものです。
星座にまつわるギリシャ神話に夢中になりましたね。
子供心に、いつかVIXEN(ビクセン)の天体望遠鏡を買おうと貯めたお金はゲームボーイのゲームソフト代に消えてしまいましたが、大人になってもプラネタリウムに来るたびに子供の頃のあの気持ちに還ります…。
あっという間の40分
東の空から登る太陽とともにプログラムはエンディングをむかえ、地平線が明るくなると同時に星ともお別れ。
夜空の主役だった星は一つまた一つと朝焼けの白んだ空へ溶けていき…もう終わっちゃうのか〜とちょっと切ない気持ちになったり。
40分のプログラムはあっという間に終了し、知見を深める体験をしつつもちゃっかり癒されて心がほぐれました。
宇宙劇場を出るとあいかわらず空は雨もようでしたが、今日の夜に見えるであろう星に淡い期待を膨らませつつ余韻に浸りながら帰路につきました。
プログラムの内容については定期的に変わるそうなのでチェックしてみてください。
↓↓↓↓↓
✔︎ 駅近なのでフラッと立ち寄れる
✔︎ おひとりさまでも気兼ねなく楽しめる!
✔︎ 平日の昼間は比較的空いている
✔︎ 大人でも楽しめるプログラムあり
✔︎ 施設内での飲食はできません×
大人(高校生以上) | 620円 |
小人(4歳~中学生) | 310円 |
3歳以下 | 無料 |
土日祝 9:30 〜 19:00
【休館日】 水曜日・祝日の翌平日(夏休み期間を除く) 年末年始・年4回の番組入れ替え期間
平日13:30のプログラムは変わることがあります。
詳しくはさいたま市宇宙劇場公式HPでご確認ください。
プラネタリウムに出てこない”ざんねん星座”もよろしく
空にキラめく星座たち。魅了されて、あの星とあの星を結んでこんな星座どう??なんて誰でもテキトーに作れるわけではなく、国際的に星座は88個に定められています。
しかしその星座の中にはプラネタリウムで絶対に紹介されることのないマイナー星座があることをご存知ですか?
ただ丸いだけで星座認定されたような「レンズ座」「レチクル座」、なぜ星座にしようと思ったのか意図が分からない「さんかく座」など、まだまだ知られていないマイナー星座があることを。
正式に定められたれっきとした星座ですがあまりに日の光を浴びないので、そんな「輝いているのにパッとしないざんねんな星座を集めてみました。↓