こんにちは。BlissBliss⋆*＠テキトーでもうまくいくです。
このあいだの節分の日に保育園の前を通りかかったら、保育園の先生とおチビちゃん達が元気よく「鬼は〜そと！福は〜うち！」と豆まきをしていました。
ほほえましいおチビちゃんたちの笑顔とは裏腹に、心の中にはちょっと意地悪なことが浮かび上がって来ました。
「鬼は外、福は内」とは、良いことはどんどん来てもらい、悪いことは来ないで欲しいということ。
自分にとって良いことばかり引き寄せたい、その気持ちの裏には、良いこと「だけ」を引き寄せたい気持ちが隠されています。
「引き寄せの法則」とはすべての事象に対して公平に働いており、あなたにとって良いことも悪いことも両方起こるものであり、その点、私は巷の「引き寄せの法則」には懐疑的なのです。
悪いことはこっちに来ないで〜💦とどれだけ言っても、悪いことはダッシュであなたに近寄ってくるからです。
その証拠をお見せします。
悪いことも常に引き寄せている。
先日、近所のスーパーに行った時のこと。
自転車置き場でうっかり隣に止めてあった自転車を倒してしまいました。
そこへたまたま自転車の持ち主が現れたのですが、なぜかめちゃくちゃ罵倒されました。
もちろん自転車を倒してしまったことを詫びましたし、倒してしまったのは故意ではありません。
持ち主のかたは終始ムスッとしていましたが、とりあえずその場を切り抜けた私。
頭の中はいろいろな思いが駆け巡りました。
ヒステリーに罵倒してきた女性に対しての怒り？自分がチャリを倒してしまったことに対して？
もちろんそれも思いましたよ。罵倒された時は凹んだし。
しかし、実はその裏にある本当の理由に気づいてからは、感情的だった頭の中が一瞬にしてフラットな状態になりました。
この現象に隠れた宇宙の働きを知ったような気がして、なぜか頭の中はめっちゃ冷静だったのです。
チャリンコを倒して怒られたことから宇宙の法則を考えたなんてヤバイ人です。
リアルで話すと「ヤベー奴認定」されてしまうのであえてブログだけで公表します。
この現象は何の意味もありません。
さらに突っ込むと、一連の出来事は
起きている「現象」は宇宙の源と直結している
まず、この惨劇を超簡単に分解すると、一連の流れにはこれらのキーワードが出て来ます。
「自転車」「倒れる(倒す)」「女性」「怒り(憤怒)」「凹む」
人間は必ず目の前で起きた現象に理由をつけたがります。それは日常の生活の中の何気ないことにまで及び、机からペンが落ちたことですら、いつ・どこで・何が・どのように起きたのか「5W1H」を前提にして考えようとします。
宇宙の法則から言うとこうです。
②あなたを通して現実に現れるためにエネルギーを「おばちゃん」という物体に変換
③「怒り×おばちゃん」のパッケージとなった物体が出現。
④「怒り×おばちゃん」が私の世界に現れて絡んできた。
ということになります。
映画「マトリックス」の世界のように、写し出された「怒ってるおばちゃん」のイメージはある意味幻想であり、イリュージョンということになります。
「＄％＆◎＃￥△％＆◆！！」と怒りまくってたおばちゃんは「怒り」を放出したら任務完了！その仕事を終えるとさっさと私の現実から消滅します。
ついてこれましたか？全然意味わからないですか？
何が何だか意味分からないですよね。
「引き寄せの法則」と言われたりしていますが、引き寄せは毎日、いや毎分毎秒のように起きており、毎分何立方メートルもの「エネルギーの滝」が宇宙からあなたを通して現実に流れて「何らかの物体や現象」になっているのです。
だから誰でもちゃんと引き寄せています。
この現象の「良い部分」だけを取って「引き寄せ」だの言っているうちは、やれ引き寄せた、やれ引き寄せていないだののアップダウンに振り回され苦しむことになります。
「やった〜臨時収入を引き寄せた！」と舞い上がっている矢先、仕事でミスをして上司に怒られたとしたら「やっぱり私は”引き寄せ”の才能なんてないんだ…」とテンションは急降下するでしょう。
「臨時収入」も「上司のお叱り」も同レベルで引き寄せているのに、あなたは「臨時収入だけ」を引き寄せた、引き寄せたいと願っているのですから。
「マトリックスおばちゃん」は宇宙からのギフト？
最初の怒りのおばちゃんの話に戻ります。
自転車を倒してしまったことを誠意を持って謝ったのに、理解してもらえず理不尽に罵倒されたら「え〜💦そこまで怒らなくても良くない？？😰」と言い返してやりたいような気分になるでしょう。
しかし「宇宙の法則」があることを前提にその現象を見てみると、そこには完璧な宇宙からのエネルギーの物体化現象が起きていることを知ります。
その視点から見ると、おばちゃんは2020年1月○日○曜日、○時○分にそのスーパーの駐輪場に出現してあなたを待っていたと考えられるのです。
私の世界に現れて自転車を倒されるというイベントを起こすためだけに。
おばちゃんが幻想！？ありえない！おばちゃんは今日まで数十年フツーに生きてきたし、さっきまでそのスーパーで買い物をしていたであろうごく普通の主婦だ！
ごもっとも。
しかし一人称の「私の世界」ではこう見えます。
そのおばちゃんはただのおばちゃん。
あの瞬間、目の前にいたのは「おばちゃん」、もっと先入観をなくしてみると「女性」がいただけです。
おばちゃんがスーパーで買い物をする姿を見ていませんし、おばちゃんの経歴だとか家族構成のようなものは一切今ここからは見えません。
「おそらくおばちゃんは○△高校を出て卒業後は事務員をして…いづれ結婚して子供はもう巣立っていて、たまたま今日は病院に行った帰りで、腰が痛いからサロンパスを貼ってる…」なんておばちゃんの背景はマボロシであり、想像の域を出ない限りは存在しません。
スピリチュアル的に見た、「マトリックスおばちゃん」の出現のシナリオはこうです。
宇宙からやってきた「マトリックスおばちゃん」は「怒り」などを表現するために私の見えている世界に現れて、「私から自転車を倒されて腹が立って感情的になるというイベント」を演じきり、役が終えたおばちゃんはその場から去っていた、と、こうなります。
さらにスピリチュアル100％なことを言うと、私の世界に現れて完璧なほどまでに創造を見せてくれた「マトリックスおばちゃん」＝自分を見ただけなのです。
私の世界に出現してくれた「マトリックスおばちゃん」には感謝の気持ちさえ出てくると言ったら、ちょっと言い過ぎでしょうか。
物事は全てニュートラルに起きている。今も。
物事はニュートラル(中立)に起きている
スピリチュアルの世界やインドの聖者が言うのこのフレーズを想起します。
「怒りのおばちゃん」も「まさかの臨時収入」も「TVの中のふくよかなコメンテーター」も宇宙レベルでは全く同じレベルで世界に現れています。
しかし私たちは「臨時収入」だけはハッピーだから最上位！でも「怒りのおばちゃん」には会いたくないから最下位！と決めつけ、アレは嬉しい、コレは不幸だ、と何かにつけて判断して選別をしています。
自分の人生には「ハッピー」なことはどんどん起きてほしいし、「不幸」なことは極力…いや絶対に避けたいと信じており、生まれてまもない頃からそうやって分別して生きてきました。
さらには2歳ごろになると、世の中には「好きなもの」と「嫌なもの」があると認識し始め、自我の小さな芽生えが始まります。
お腹が満たされたら「嬉しい(快)」、おもちゃを取られたら「嫌だ(不快)」
ハロウィンのお化け仮面は「嫌だ、怖い(不快)」、オムツが濡れている「嫌だ(不快)」と。
こんな小さい体の中に芽生えた「好き・嫌い」の芽ですが、毎日のように「これは好ましい」「これは好ましくない」と選別を繰り返すことで、今では物事にレッテルを貼らなくては済まないほど習慣になっています。
物事が起きると私たちは瞬時に「これはこうだ！」とレッテルを貼っているから「そう見える」のだ、と心の隅に置いてください。
実はすべての物事はニュートラルに起きているのだと気づきを得ることができれば、目の前の物事から「良い」や「悪い」のレッテルがなくなり、目の前で起きていることを超フラットな目線で見ることができるのです。
全くニュートラルなそのままの出来事として見ることができるようになるのです。
「マトリックスおばちゃん」はどこにでもいる
不意に現れてあなたに嫌〜なイベントを起こしてくれる「マトリックスおばちゃん」はどこにでもいます。
駅でぶつかってきて「チッ」と舌打ちして去っていったおじさん、
ネットであなたの書き込みなどに暴言をはいてきた見知らぬ誰か、
ダルそうに接客をしてくるコンビニの店員…
彼らはただ、そこに現れて「起こっている」だけの存在であり、何のために出現したのか意味はありません。
それをあなたは「私にとって良くない事」が起きたと瞬時に判断し嫌な気分に浸ります。
ついでに「悪いことを引き寄せてしまった」なんて勘違いして、朝から嫌な気分になったと落ち込んでそれを一日引きずることもあるでしょう。
さらによせば良いのに、どうしてあのおっちゃんにあんな態度を取られたのか、私の発言はなぜ叩かれたのか、コンビニの店員にあんな嫌な接客をされたのかなどと答えのない原因の追求にハマってしまうかもしれません。
あくまで宇宙の法則レベルで言うと、起きたことに意味はありません。
何らかのクリエーションが起きただけなので、いちいちあなたがこねくり回してどうこうしても仕方ないのです。おきているこは放っておきましょう。
放っておけば宇宙の法則に従ってスムースに流れるようになるのです。笑っちゃうほど。
だから嫌だなと思うことがあってもできるだけ放っておくことをオススメします。
ではでは。
