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人生は二毛作!Eテレ「あしたも晴れ!人生レシピ」より松崎順一さんの仰天転身ストーリーに心震える。


こんにちは。Bliss(@Bliss_Blink)です。

金曜午後8時からEテレで放映されている「あしたも晴れ!人生レシビ」をたまたま観たのですが、

濃い内容で、本一冊読んだぐらいのインプットがありました。

同番組では「人生は二毛作」というテーマで、人生の後半に差し掛かってから自分の天職を見いだし転機を迎えた人達を取り上げていて、

その中でもインテリアデザイナーからラジカセクリエイター(?)に天職を見いだした人の話が印象に残ったので

メモがてら記しておきますね!

50代からの転身!その行動力の源とは?

70年代〜80年代の古いラジカセが今、カセットテープを知らない若い世代に注目されているそうです。

そのひそかなブームの立役者として、古いラジカセを復活させて世に送り出している「家電蒐集家かでんしゅうしゅうか」松崎順一さんの存在にスポットが当てられていました。

番組では松崎さんの転身ストーリーに触れます。

専門学校卒業後、インテリアデザイナーとしてデザイン会社に就職して順風満帆だった松崎さん。

ある日交通事故に遭い急死に一生をえるという体験をします。

順調だった生活がガラガラと音を立てて崩れる怖さを知った松崎さん。

このとき「人生ははかない」とベッドの上で悟ったと言います。

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入院生活は半年に及び、その中で、何か違うと今の仕事への疑いを隠しきれなくなった松崎さんは、

復帰後に上司から打診された昇進の話を断り思い切って会社を退職します。

退職後はリサイクルショップを経営するも思うように客足が伸びず低迷期が続きます。

そんな時ふと思い浮かんだのは、ぼんやり照らされたバックライトにランダムに揺らぐ針──。

子供の頃目にしたあのカッコいいラジカセたちの姿でした。

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▲子供の頃好きだったものにヒントがありそう。

かすかな心の発火はもう一度松崎さんの魂に火をつけます。

「ラジカセの松崎」と呼ばれたい──。

すぐにHPを開設しラジカセのネット販売を開始。

評判が評判を呼んでしだいに色々なプロジェクトから声がかかり始め、

一気に夢の階段を駆け上がっていくのでした。

現在はかつてのインテリアデザイナーとしてのスキルを生かし、

ラジカセをオブジェにした独創的な店舗デザインの設計を手がけたりと、幅広い仕事をされているとのことでした。

↓大ラジカセ展!なんとマニアック(笑)!(※現在は終了しています。)

www.parco-art.com

「人生は儚い」

「僕が一番後悔するのはその時のタイミングにやらなくて(後で)悔いを残すことだ。」と力強く語る松崎さん。

そう明るく言う松崎さんの笑う顔に一切の迷いは感じられませんでした。

松崎さんの何がすごいって、遠回りしてからライフワークに気づいたとしても「もうトシだから」とか「失敗したくないから」などと躊躇せずちゃんと心の声(魂の声)に従って行動に移したことじゃないでしょうか。

「分かっているんだけどね〜」となかなか出来ないのが人間。

ホントにすげ〜。

今までの地位とかプライドとか脱ぎ捨てて飛び込んだ時に宇宙は全力でサポートしてくれるし、

いつでも輝けるということを松崎さんの生き方が証明していました。

番組レギュラー講師でもあるライフネット生命会長出口治明さんは、変わりたいと日々悶々としている人に対して朗らかにこう言います。

色んな人に会おう。
色んな所に出かけよう。
机の上でじっとしていては何も出てこない。

はぁ〜。まさにその通りですよね。

意志は意志。それ自体に念力があるわけではないんです。

こうしたい!と妄想していたところで手や足を使って動かないと周りの世界は何も動き出しません。

「水を飲みたい!!」と水の前で思っていたとしても、水は自ら口元に飛び込んできてくれないでしょう。

手を動かしてコップに水を入れて口元に運んでいかないと水は飲めませんよね。

人生後半で動き出したとしても宇宙は必ず味方をしてくれる。

一気に視界が開けた番組でした。


ひな壇芸人バラエティと食べ物レポ番組観るくらいだったら

Eテレで面白そうな番組を観ると人生変わるくらいの教養を身につけることが出来ます。

マジで。

「あしたも晴れ!人生レシピ」はターゲット層は50代くらいの女性向けな感じなのですが、

どの年代が観ても面白いと思いますし、得られるものも多く、色々なヒントを与えてもらっています。


↓話は変わるけど、講師の出口治明さんが会長を努めるライフネット生命ホワイト企業すぎてびっくり。

男性も女性もどんな時でも育休が取れて仕事は役職者でも18時まで。

だから会社にベビーブームがある!(笑)

企業が子育てに理解あるって天国のような環境だろうな〜。

www.huffingtonpost.jp