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【日記】映画「ビューティフル・マインド」で深遠な心の神秘を見る。


こんにちは。Bliss(@Bliss_Blink)です。

期待せずに観た映画がすごかった・・。

映画ビューティフル・マインド

小学生並みの感想文だけどそれしか言葉が出ないんだもの。

主演のラッセル・クロウの演技に鬼気迫る何かを感じます。

ネタバレになるので一切語りませんので!

↓とにかく一度ご覧ください。

ビューティフル・マインド

予備知識いっさいなしで観て頂きたいです。

Amazonビデオのレビューでネタバレが散見できますが、見ちゃダメですよ?

絶対ダメですよ?

見たら面白さが半減します。マジで。

↓ここからは内容に突っ込んだ話になるのでご覧になった後で・・


↓ここからはちょっとネタバレ。

ビューティフル・マインド」を観てまっさきに連想したのが、

↓これ。

これもすごい面白い。

ストーリーは似て非なる物かもしれないけど、「マインド」の作り出す多様性を描いている。

途中から「!?」となる急展開から実証へグイグイなだれ込んでいくあたりは

ビューティフル・マインド」と共通するところがあるけど、

ファイト・クラブ」はもっとコミカルに描いているかな。

私たちの無理解

電車の中で一人、宙を向いてしゃべり続ける人──。

一度は目にした事があるはずだ。

周りの関心をよそに、自在に会話を続けるあの人達。

そんな「ビューティフル・マインド」を持つ人に対して私たちはあまりにも無理解だった。

親友、親友の娘、エージェントのボス・・

ジョンをひたすら支える奥さん。

壮絶すぎて言葉を失う。

あんなにもクッキリハッキリと実体を伴った人物が身の回りに形成されるとは思わないよね・・。

私たちの日常は「当たり前」なの?という疑問が沸いてくる。

私たちの周りにいる子ども、それからあの上司も、友達も、奥さんや旦那さんも、

実在するのだろうか・・。

目で感じて触れて、いつも会話しているから絶対存在する?

その確証はある?

そこで言葉に詰まってしまう。


「水槽の脳」というお話

面白い実験がある。

思考実験と言うのだそうが、「水槽の脳」というヘンテコな実験だ。

Brain in a vat (ja)

↓つまりこうだ。

水槽の脳(すいそうののう、brain in a vat)とは、「あなたが体験しているこの世界は、実は水槽に浮かんだ脳が見ているバーチャルリアリティなのではないか」、という仮説。
哲学の世界で多用される懐疑主義的な思考実験で、1982年哲学者ヒラリー・パトナムによって定式化された。
正しい知識とは何か、意識とはいったい何なのか、といった問題、そして言葉の意味や事物の実在性といった問題を議論する際に使用される。
水槽の中の脳、培養槽に浮かぶ脳、桶(おけ)の中の脳、水槽脳仮説などと訳される。
Wikipedia「水槽の脳」より引用


う〜ん。。分からん。

↓超テキトーに解釈をするとこんな仮説になる。

もしからしたら私たちには体があって息をして「生きている」なんて嘘っぱちで、実は体がない脳みそだけの存在だったとしたら?
たとえ水槽の中から一歩も出たことがなかったとしても、脳は圧倒的でリアル世界観を作り出す事ができるから、公園に行くことだってディズニーランドに行くことだってできる。
そう、脳ならね。
だからぜ〜んぶ、アレもコレも脳が見せている幻想なのかもしれないよ?


誰にでも子どもの頃、布団の中で「この世の中が全部幻想だったら?」と急に考えが止まらなくなってしまい、

眠れなくなったことはあるだろう。アレだ。

「水槽の脳」は私たちは脳に生かされていることを揶揄する実験だ。

↓脳なんてこんなカンタンなことで騙されちゃったりするし、

bliss-blink.hatenablog.com

↓「感覚」を使っていつも私たちを惑わすし。

bliss-blink.hatenablog.com

誤解を恐れずに言えば、「水槽の脳」は決して統合失調症とうごうしっちょうしょうの人をあらわしているわけではないと付け加えておく。

脳という器官が作り出す無限の創造性を「水槽の脳」は示しているのだと言いたかった。

統合失調症はよく耳にする脳内物質の「ドーパミン」が関係していると言われているけど

原因とかもよく分かっていない未知の疾患だ。

私たちは脳の物質のちょっとしたの「さじ加減」でカンタンに心身のバランスを崩してしまう。

その結果、国民病とも言われるうつ病双極性障害(躁うつ)、そして統合失調症という疾患を抱える。

「人ごと〜」なんて言っているが、

ビューティフル・マインド」は誰でも抱えている危うさを教えてくれる。

人間って、人間の脳って、不思議だ。

もっと統合失調症への理解が進むことを願っています。

いつも読んで下さってありがとうございます。